
上野の東京国立博物館で「対決−巨匠たちの日本美術」という特別展をみてきました。
国宝クラスの美術品がたくさん集合しているなかに、能代から来た観音さまがいらっしゃいます。
江戸時代に全国各地を行脚した僧、円空が彫った十一面観音像で、「円空 vs 木喰」のコーナーに代表的な円空仏として展示されていました。
素朴ですが、拝見しているとこちらの頬もゆるんできそうな、いいお顔の観音さまです。
能代公園の近く、能代市清助町の龍泉寺というお寺に所蔵されているそうです。私は今回初めて知りました。
展示は8月17日(日)までなので、もう日にちがありませんが、もし上野に行く機会がありましたら、どうぞお見逃しなく。
by yoshidama